数秘術の始まり
数秘術とは、英語でnumerologyといい、「数の学」という意味があります。約2600年もの歴史を持ち、創始者は古代ギリシャの哲学者ピタゴラスです。ここから始まったピタゴラス数秘術ですが、その後は西洋占星術やタロット占いなどと融合し、世界中に広まっていきました。
さらに数秘術がユダヤ教に伝わり、カバラ思想と融合したことで、カバラ数秘術が生まれ、ヨーロッパで大変盛んに行われるようになっていきました。
そして、様々な占い師が数秘術を使い、少しずつ形を変えて、今の数秘術にたどり着きました。
長い歴史を超えてきましたが、どの占い方も「本質をみる」というところに使われてきたことは、変わりません。
数秘術の占い方
数秘術ではいくつかの数字を出し、その人の本質などを見ています。占いたいことによって計算方法は違いますが、その数字はシンプルに生年月日とお名前から導き出しています。
その結果、「ルートナンバー」と呼ばれる、1~9。「マスターナンバー」と呼ばれる11,22,33(,44)。
その導き出された数字から、自分の運命や内なる性格、外側から見た性格、自分の才能まで知ることが出来ます。
数秘術でできること
数秘術は、今後の未来予想や、絶対にここへは行ってはいけませんという断定などではなく、「自分の本質」を見るツールだとわたしは思っています。
「本質」を知ることで、苦手を認め、好きを伸ばしていくことで、より人生を楽しむことができると私は感じています。…ちょっと言い方が怪しい宗教みたいになってしまったのでたとえを出しますね☆
例えばお仕事ですと、今パソコン系のお仕事についていて、パソコンの検定もあるし技術もあるのに、失敗が多かったりおもしろくなかったり。という時に数字を見てみると、実はパソコンからはかけ離れている、接客業のように不特定多数の人と話すお仕事の方があっていた、ということがあります。
自分自身でも気づくことができないことを教えてくれる、数秘術。これは人間関係にも使えます。気難しい上司との付き合い方、今の彼氏との付き合い方、など相性にも利用できます。
もちろん、人との付き合い方だけの内容ではなく、これからの運勢も見ていくことが出来ます。「運命」のように、果たすべきものも数字より導かれますが、「運勢」といったこれからのことについても見ていくことができるのです。
最後に
今までできなかったことは、仕方ない!と認め、合わなかった相手との付き合い方が上手になり、自分の可能性や得意なことはさらに伸ばしていくということは、とても素敵な生き方だと思いませんか☆私が数秘術を始めたきっかけも、私自身が励まされ、気持ちが明るくなったことからでした。
この、自分自身をよく知ることで生きやすくなると感じた数秘術の占い方を「トリセツ」としてまとめております。自分を客観的に見ることができ、自己紹介のツールとしても使えるのでおもしろいですよ♪